愛と平和
3月11日水曜日
まず、私にとっての「愛」は、太陽。いつもあるけど、いたずらに見え隠れして、その原因は大抵自分にある。あまり注視していると、どこかが傷ついて、取り返しが付かなくなるんだ。そう思った。だけど君は、ここに生きていること、それこそが「愛」の存ずる証左だと、言い切った。考え方の系統が全然違う。
次に、私がいちご牛乳を飲む時、あなたはめっぽう濃い色をした麦茶を、好さそうに飲んでいた。借りて飲むと、それは信じられない渋さをしてる。舌のざらつきが、いちご牛乳じゃ治まらないほどだった。だから、味の好みはあまりに違う。
あと、借り物競争の練習で「長いもの」と聞いて身の長い君を選んだ私だけど、君は付き合いが長いからって私を運んだ。失格を喰らって、不服そうにしていたから、真面目にやってこうだったのかとやっと気付いた。言葉の受け取り方も結構違う。全然違うじゃんって声を掛けたら、しかめっ面が嘘みたいに口角が上がった。言動は似ない私達だけど、口角だけはいつも連動するんだった。平均身長に毛が生えた程度の私と、それより30cmは背の高い君、こうして並んで笑えている。
君はどうだろうかって言うけれど、これを平和と呼ぶんだ。
3/11/2026, 4:49:39 AM