刑事ドラマだか、推理小説だかを読んでいると、時々「愛情のもつれ」という言葉に出会う。愛情というのは有益に働くこともあれば、犯罪の動機になることもあるということだ。
親から子(子から親)に向けられる愛情。男から女(女から男)に向けられる愛情は似ているようで全くの別物だ。前者は「愛護」のような感情が裏にあるのだと思う。後者はこの人が好き、という「好意」。刑事ドラマの愛情のもつれは「好意」の方が多い気がする。親から子(子から親)に偽の愛情を向けることは、あまりない。どうしても「本気で想う」と「本気で嫌う」で二極化するのだ。男から女(女から男)は愛情というものに裏ができる。だから、「本気で想う」と「本気で嫌う」の間に「想うフリ」と「嫌うフリ」が生じる。だから好意は愛護に比べて格段に複雑化する。
彼氏彼女がいる皆さん、想うフリ、嫌うフリによる愛情のもつれにご注意を。
11/27/2024, 10:12:23 AM