雪原の先へ
立方体のブロック達からなるこの世界に、意思を持つものは自分しかいない。
たまに会う村人達も、皮を被っただけのプログラムで動くナニカであり、意志疎通を図ることは不可能だ。
悲しげな音楽BGMは、胸のどこかが叫びたいような懐かしさを覚える。
歩き続ければ、存在もしないはずの古代人の作ったピラミッドや、メサや、廃坑などがあり、全てが少しずつ廃れた文明を想起させ、私は寂寥感を催す。
ジャングルを抜けると、現実には不釣り合いなほどに綺麗な雪原が広がっていた。
12/8/2025, 11:20:27 PM