手ぶくろ_1君と過ごしても、冬の冷たさは否応なしに差し掛かる。僕は人の温もりを求め、君の手を取ろうとしたが出来なかった。ただ、弱かったんだ。それだけの理由で、いくつの壁が隔たれたか。きっと君も寒いだろう。だから、今できる最大限を“手ぶくろ”というプレゼントで贈ろう。僕が強くなるまで、それをして待っていて欲しい。君の笑顔は必ず守るから。
12/28/2023, 8:13:35 AM