一年後に自分の命があるのかなんて、
最近まで考えたこと無かった。
数年前、生まれて初めての病に臥した時、
初めて人の命の限界を感じた。
もう抗うのはやめようかな?
そんな気持ちになった。
一年の後、寛解した自分は、少し新しい自分になっていた。いや、正確には新しい自分でしか生きられなくなっていた。
こう表現すると、ネガティブに聞こえるかもしれないが、決してそうではない。
今の自分は、自然を愛し、人を理解し、そして残された人生を大切にしようと言う気持ち、微笑みの終末を迎えるための準備をしようという気持ち、周りの皆様への感謝の気持ち、そう言うものが心の中を占めている。
『今朝、iPadの背景を沢山のポピーに変えたんだ』
それが嬉しくなる自分になった。
5/8/2024, 10:50:51 PM