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旅の途中

光を追いかけている。手をかざしても見えない顔を背けたくなるほどの眩しい光。手を伸ばしても、ジャンプしても、走っても届かないその光は遥か遠くにあるように思える。見えたと思ったらまた消える。違う形になっていたりもする。道筋はたくさんある。道であっても、真っ直ぐであったり円を描くように遠回りしていたりクネクネしていたり。階段でも行けるだろう。エスカレーター、エレベーターでも行ける。それぞれ違う光を目指しているし道筋も違う。でも共通点はある。それは満たされないということだ。どれだけ汗をかいて足掻いて頑張って辿り着いたとしても、次の光が見えてくる。一生満たされない。そんな辿り着くかもわからない光を目指し歩んでいくしかない。

1/31/2025, 2:47:59 PM