ヒペリカム

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あの頃の私はいつも
何かに怯えるように
一人ぼっち 泣いていた
そんな日々 遠い記憶

君の手がとても温かくて
泣きそうになった
君が居れば他には何も
いらないと思った

幼すぎた私と君には ちょっと早過ぎたみたい
そんな悲しい恋だったけど 幸せな恋でした

あの日君が教えてくれた 涙の温かさ
乾いた心に君が触れて 愛が溢れた
暗闇の中にいた私を 優しく照らす様に
温かい君の手がいつでもそこにはありました

そんな日々でした

そんな恋でした




「閉ざされた日記」

1/18/2023, 10:47:39 AM