古びた手記の一部から抜粋。

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カーテンの隙間からこぼれる光に目を開けるとすぐ目の前に太陽の光に照らされて滑らかで柔らかいチェルシーの頬が照らさらていた。
まだまだ起きそうもない閉じられた睫毛に見とれながら昨日の愛しい彼女に想いを馳せる
静かで柔らかな時間が流れているけれど今日は2人の新しい始まりの日。いつまでもこうしている訳にはいかない、いそがしくて幸せな日になるのだから。



「チェル、起きましょう?」

肩を優しく揺すると、少し身じろぎをしてくれる。あともう少し。


「私のドレスのベールアップをしてくれるのは誰だったかしら?」



ぱっちり、私の一番好きな青が輝きだした。





「日の出」 HPMA  side. T Happy wedding

1/4/2025, 7:42:48 AM