君と出逢って私は変わったよ。良い意味でも、悪い意味でも。
私は君に助けられたんだ。正直、家にいるのがつらかったんだ。父親は私を認めてはくれなかった。私の成績が下がったら「母親の育て方が悪いんだ」って母親を責めた。私のせいで母親が傷つく、それが怖くて仕方なかった。君が、そんな私を救い出してくれた。君は私に「(名前)はどうしたい?」ってたくさん聞いてくれたよね。だから、安心して自分でいられたの。なんにも気にする必要はない、こんな私を受け入れてくれる。それが、嬉しかったんだ。それに、君と過ごす時間はすごくすごく、楽しかった。あの時ほどのときめきは、もう味わえないんじゃないかって、本気で思うくらい。
でも、私を壊したのも君だったよね。たくさん話していくうちに、お互いのつらいことも共有するようになった。それがエスカレートして、君は「死にたい」って私に言ってくるようになったね。私だってつらかったよ、だからどうしてあげたらいいのか分からなかった。いつの間にか君のつらさを押し付けられてた。私は君を救うのに必死だったよ。だって、君は私を救ってくれた人だったから。でも、中学生の私にはできなかった。だんだんと耐えきれなくなって、私は壊れた。
ねぇ、私たちどうしたら良かったのかな?私はね、正直分かんないの。どうすれば良かったのかなんて、分かんないよ。だって君は私の大切な人、私を救ってくれた人で、私を壊した人。私の目にはそう映ってる。だから忘れられないの。君のことは、未だに私の胸に深く残ってる。君も同じでしょ?君にとっての私も同じはず、私は君を救った人であり、君を壊した人。きっと君の目にもそう映ってるよね。私と同じ、そう簡単に忘れられないの。
もう二度と会えない君へ、私は君が苦しんでいることを願います。だって私も苦しいから。きっと同じ思いでしょ?だったら、一緒に苦しもう?もがこう?きっと2人でなら、答えが見えてくるはず。
5/5/2024, 10:03:39 PM