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理想と現実は裏返しだ。少なくとも今の私の理想が現実に近づくことはない。
「〇〇高校に合格する」
「小説を一作書き上げる」
「部活でレギュラーに入る」
たいそうな理想を掲げるが、現実はそれらとは程遠いものだった。

「努力」が無いから。

己が中の怠惰がそうさせる。ほとんどがスマホを触って過ごす日々。未だに現実が理想の遠い対角線から動かない。

正直、一生懸命な努力をしてこなかった。中途半端なラインで満足していたからだろうか。

少しづつでいい、今から頑張っても遅くないだろうか。本気で頑張って、死ぬ気で頑張るというのを体感できるだろうか。

理想が現実となり、その裏返しが過去になれるために、今は進むだけだ。

お題『裏返し』副題『理想と現実』ジャンル『随筆』

8/22/2024, 1:47:31 PM