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【君と】 

いつものカフェで
君は口角を上げながら
こちらを見据えた

アールグレイに
砂糖とミルクが
調和している

君といると
不思議と安心できる

時計の針が
チクタクと鳴る中で
君と語り合う

未来はいつも
不確かで
世間は変わらず
大人の僕らに求める

それでも僕らは
このままでいたい

そんな願望を
言葉にせずとも
理解し合っているようだった

小さなシャンデリアが
二つの紅茶を照らして
キラキラと輝いてる

まるで僕らの未来を
照らすように
煌めいていた

4/4/2025, 9:10:24 AM