“雨に佇む”ように、彼に佇みたい。
私の中では、“雨に佇む”ことは自然なこと。なぜか落ち着くし、雨が強くなって雷が鳴っても、落ち着く。ずっとそこにいたいなと、思う。
彼に佇むことも、いつかは自然なこととなって欲しい。きっと彼の近くは落ち着くし、癒される。
ずっとそばにいさせて欲しいなと、思う。
いや…それは果たして本当だろうか?
先日彼が教卓に立って私たちに話をしてくれたが、その時でさえも緊張して手が震えた。言葉を、交わしたわけでもないのに。ただ私は、話を聞いていただけなのに。彼の近くにいると自然と癒されるのはその通りだと思うけれど、まだ、落ち着けるような関係では、全くないのだ。そしてここに、唯一どの条件でも否定できないことがある。それは、この教師と生徒という結ばれない関係であったとしても、ずっとそばにいさせて欲しいという、わたしの自分勝手なわがままだ。
8/27/2024, 2:13:38 PM