本やコミックスを読んでいると、
また読み返したくなる文章やシーンに
出会う時がある。
時折りページをめくっては、泣いたり
笑ったり。愛読というやつだろうか。
いなくなった飼い猫をやっと見つけた
飼い主の号泣シーン。「私の可愛い子…」と。
探偵の助手が、その相手はヤバいから
手を出すなよ!と探偵から言われ、
じゃあ足ならいいのでは?と蹴り上げ、
「とんちやってんじゃねえんだぞ!
学の無い一休さんか!」と。
今でも笑ってしまう。
心の病気を抱える芸人が、苦しみの中、
大泣きしながら何とか仕事に行き、
その日の夜中に、相方から来たFAX。
「簡単なことはするな。つまらないから、
俺もそれはしない」
自死という言葉を使わなかった相方の優しさに
それまでとは明らかに違う涙を流した。と
記されている。
人の心を揺さぶるのは難しい。
何気ない言葉でも、自分の中に残るというのは
とてもすごい事だ。
また、そういう文章やシーンに出会いたいと
思う。
「I LOVE…」
1/29/2023, 1:15:31 PM