ぱう

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脳裏

いつも貴方といたい、いつも貴方を見つめていたい。
貴方に私だけを見ていてほしい、他の人を見ないでほしい。
とか、毎日考えていたりして。
そのたびに、
「愛が重すぎる、面倒くさい。」
なんて、貴方の言葉が脳裏をよぎる。
でも、それくらい貴方の事が大好きなの。

私はカフェでコーヒーを片手に、昔からの友人である千紗の相談に乗っていた。
彼女はいつもこうだ、愛が重い。
でも、私はそれが間違っているとは思わない。
愛の重い彼女が好きだから、悩んで私に縋る彼女が愛おしいから。
だからその欲望を彼女が我慢しないように、優しい口調で彼女に共感する。
やっぱり、愛の重さが違うって辛いよね。
愛が伝わらないのって悲しいよね。
「愛の重さが違って辛いのなら、いっその事押し潰しちゃえば?」
それで、それがトラウマになって、私しか愛せなくなれば良いのにな。
とか、毎日考えていたりして。
でも、それくらいあなたの事を愛しているの。

11/9/2024, 2:09:17 PM