終わりなき旅
どんなに辛い事も、
手の届く所に終わりがあれば、
結構、耐えられる。
そして、辛い事は、
その終わりが見えなければ、
耐えるのは、苦しい。
ならば…。
眼の前の辛い事に、
終わりがないとしたら?
終わりなき旅は、只の苦行だ。
独りで歩くには、余りにも辛い。
その先に、明るい光が見えなければ、
尚更だ。
だから。
戻る事も逃げる事も許さない、
この終わりなき旅を、
俺が何とか歩いて居られるのは、
お前が隣を歩いてくれているから。
…そう思う。
5/30/2024, 4:05:56 PM