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神様が舞い降りてきてこう言った。

君は僕にとって最高傑作だよ。

でも、君一人だと君がいかに素晴らしいかわからないだろう。
だから、他にもそれぞれ素晴らしい面を持つ作品も沢山作っておいたよ。

君はそんな彼らと出会うことによって
自分の持つ素晴らしさを知っていく。

そうだな…自分が何者なのかを知るゲームのようなものと思ってくれても構わない。

君がこれから行く青い星にはそんな作品たちだけでなく、君が生きていくのに必要な物も沢山用意しておいた。
受け取ってもらえると嬉しいな。

僕としては、君の物語を楽しんでもらいたいのだけど
…君は真面目なようだ。

「……」

ハハハ、なるほど。なるほど。
それをあの星で学びたいのだね。

流石は僕の最高傑作。

敢えて過酷の道を進むのだね。
そんな君が僕は、愛おしくてしょうがないよ。

…そうだな。

君がその道を行くのは困難がついて回るだろう。

だから、困ったのなら心の声を聞きなさい。
こっそり、ヒントを教えてあげる。

素直に素直に自分の心を見つめるのだよ。いいね?

さて、そろそろ旅立ちの時だ。
行ってらっしゃい。
僕の大切な愛し子。

7/27/2023, 10:28:26 AM