壊 玖 麗 秋 エ ク レ ア

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テーマ:冬晴れ

いつも通り車を道路で走らせる。
中学校の前を通ると、急いで走っていく中学生たちの様子がみられ懐かしい気持ちにひたる。
車内でチョコレートを食べる。
口に放ると、すぐにチョコレートは溶けていく。
「私も中学生のころ遅刻常習犯だったな…   
あー懐かし。」
今こそ、無遅刻無欠席というガリ勉メガネのような感じになっているが昔は遅刻ばかり。
課題は忘れがちだし、体育は面倒だからやりたがらない…という生徒としては足りない部分がいっぱいあった中学生のイキリムーブ。
今になっては恥ずかしい黒歴史なのだ。
車を走らせ十数分、会社の駐車場に車を停め社内に入りエレベーターの階数をえらんだ。
「…はー、仕事嫌だ…」
新人の頃は色んな仕事をこなして飲み会にも特別な用が無ければいくような、上層部からすれば都合のいい新人社員だったから今は部長。
でも嫌われがちな部長も頑張っているし、もちろんストレスもすごく貯めている。
現に、昔なったことどころか聞いたことすらもないストレス性胃腸炎を抱えているのだし。
「おはようございまーす。」
「あっ、部長。
おはようございます、今日もお願いします。」
ペコリと軽くお辞儀する彼女は社内ではすごく礼儀正しい女性で仕事もするし助かっている。
「あ…あれ、、見てくださいよ

宮瀬さん。」
彼女に話し掛けると、はい?と返事する。
「ほら、、冬なのに晴れてる。
しかもここの地域けっこう寒いところなのに…」
「わーっ、ホントですね…
久しぶりに見ましたよ~、冬晴れ。」
そこからは、各々オフィスに戻り仕事をした。

1/5/2023, 11:04:30 AM