『和ろうそくは、つなぐ(大西暢夫 著 アリス館)』という児童書を読んだ。
職人たちの仕事の様子を写した写真に必要最小限の言葉が綴られ、ページをめくるたび、材料が別の職人に受け渡され、次々と循環していく。
50ページにも満たない薄い写真絵本なのだが、読み終わった瞬間、日本の伝統文化ってすごい、と。素直に思える本だ。
まずこの本は写真がとても美しい。
更に児童書なので、わかりやすくやさしい日本語。
勿論漢字にはふりがなも付いているからとても読みやすい。
子どもの頃にこういう本に出会っておきたかった(笑)。
この本を読み終えたあと、ティーキャンドルよりも和ろうそくを買って、まず芯の部分をじっくり観察してから、大事に灯してみたくなるのは、きっと私だけではないと思う。
【11/19お題:キャンドル】
11/19/2024, 2:34:34 PM