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友達の思い出
閉鎖的・少人数な学校は仲がよろしいというのはフィクションで魑魅魍魎に溢れた派閥争いの世界だった
おおきな謀事に巻き込まれたことのない私はくだらないと俯瞰した"つもり"でいる当事者の一人だった。
好き、嫌い、害がないに分別してどうなってもいいよう録音機器だけは持ち歩く可愛げのない子供は可愛げのない子供達の中では異端児だった

とある日、お互いに変人扱いしていた未来の相棒と牽制込みの雑談をしていたら嫌な女が入ってきた
私の悪口を言ってる人間を密告してきた
正直密告したやつにもムカついたけど
それに対し「録音とかしてるならしかるべきところに持って行くけど、ないなら私が直接その子達に自分の機嫌は自分たちでとってくれてありがとうってお礼いいにいくから紹介してくれない?わざわざ教えに来てくれたんだからついてきてくれるよね?」って言っちゃった。

なんて可愛くないことでしょう

そしたらポッカーンと見てた未来の相棒が「へー、猫被ってたんだお前」とかいつものお花畑くん(仮)と180度違う表情で言ってきてそれに「鏡見て言ってんの?」って強がって言ったっていうのが始まり

7/6/2024, 2:13:40 PM