あやや

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【空を見上げて心に浮かんだこと】

「…あっつ、」
夏も本格的になり、猛暑日が続いていた。

「…眩しいし…早く雲、太陽を覆ってくれよ、、」
…去年の今頃の夏、俺の親友は死んだ。

 運動好きで、みんなから人気者でいつも笑顔だった。
『太陽くん』と言われているような彼だった。

「……俺の心臓、お前にならあげれたなぁ。」
そう言ってから、ある言葉を思い出した。

『心臓なしで生きられたらな。』

7/17/2024, 10:01:07 AM