たーくん。

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彼女のシルエットの奥で光り輝く太陽。
彼女の写真を撮るつもりが、太陽が主人公になってしまった。
「闇の女王みたいでかっこいいね」
彼女は俺が撮った写真を見て言った。
闇の女王……か。
「俺は太陽を操る太陽の女王だと思うけどなぁ。君はいつもキラキラしていて眩しいし」
彼女は太陽の女王のほうがぴったりだと思う。
俺にとっての太陽は……君だから。
「ふふ、ありがと。じゃあもう一枚撮ってくれる?」
「ああ、もちろんさ」
彼女は太陽に向かって手を伸ばす。
まるで太陽を操るかのように。
今度は逆光にならないよう、カメラを構え、シャッターを押した。

1/24/2026, 11:33:23 PM