『cloudy』
目が覚めて飛び起きる。
きっと遅刻している。
スマホで時間を確認した瞬間全てを諦めた。
...まさかの全蹴り。
友達からのメッセージや電話が山ほど来ていた。
ちゃんと起きろよ自分...
暑さで起きるとかさ...
そう思いながらカーテンを開けて天気を確認すると
分厚い雲が空を覆っていた。
開けた窓から吹く風は涼しいし
お昼過ぎなのに暑さを感じない。
もう残暑も終わりそうだ。
やっと涼しくなると思う一方自分の力で
ちゃんと起きないと行けないと思うと気が滅入る。
いや大学生なんだからひとりで起きろよって話だけども...
授業は間に合わなかった。
とりあえず連絡をくれた友達全員返すことにした。
語り部シルヴァ
9/22/2025, 10:16:44 AM