わたあめ

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 小学生の頃はいつも自分の事ばかり考えていた。自分が何が好きなのか、何が心地良いのか。誰と一緒にいると楽しいのか。
 だから、他の人が自分を変わっていると思っていることも知らなかったし、自分の一言で誰かが傷ついていた事も知らなかった。言ってくれたら良かったのに。そしたら,直せたかもしれないのに。だけど、周りのみんなも幼かったからきちんと言葉にせず、離れていった。気がついた時には私の周りに友だちはいなかった。
 中学生になる時に、これからはみんなに合わせようと決めた。周りの事を気にし出すと、人の視線が気になった。人が自分の事をどう見ているのか、それが怖かった。
 自分がどのグループに属するのか、どこにいれば変に思われないか。目立ち過ぎず、かといって全く知られない存在ではない。
 
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お題:心と心

12/13/2024, 10:24:33 AM