しるべにねがうは

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忘れたくても忘れられない

人間長く生きていれば、忘れたい出来事と忘れたく無い出来事の割合が9:1くらいになるんじゃないだろうか。
これから語るのは、俺の人生の中でも一等忘れたい、なんなら今からでもどうにかして消し去りたい記憶のくせに、どうにも忘れられない思い出である、三日間の話である。

軽くかいつまむと、要するにいつものアレだ。

学校に出るオバケをどうにかしてほしいって頼まれたから、お嬢が行くことになったんだよ。
学園祭があって親も来るからできたらその前って事だった。
放課後見回ってたらしいんだが捕まらんかったらしい。残念。

準備期間中は何も出なかった。
でもそれは見回りがあったかもしれんし、そも学園祭で何かあっちゃダメだからって事で学園祭は日中も出ることになった。

ま、学校側からの依頼ってんで矢ツ宮殿も同伴。
学園祭なら他の親御さんも来てるから不自然じゃ無いし。
お嬢と俺は編入希望の見学者って体で。
他校でも友達なら呼んでいいって事で結構いろんな学校の生徒がいるらしい。防犯とかどうなの?校門のところで身分証と監視カメラと記入?すげー。ま俺らは学校側のあれそれで免除だけど。

そんな感じではじまる『星降る学園祭編』よろしく。
結構いいかもしれん。続きはwebで。

10/17/2024, 10:59:43 AM