詠み人知らず

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私の命の付属品

幼い頃からいつも母を煩わせた病よ

しばらく姿を隠していたお前は

ある日突然私の胸に帰ってきた

薬をもらっても落ち着くことはなく

先生も不思議そうに首を傾げた

咳一つするごとに涙も一粒落ちる惨めな病よ

傍の最愛の人がいなければ

いつお前に負けてもおかしくはなかった

私の喉に嵐はあるが

そんなものは取るに足らない

命の瀬戸際に最愛の君

私は元の私となって

君と共に生きていく

◼️嵐が来ようとも

7/30/2024, 9:59:50 AM