駄作製造機

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【スマイル】

Smile Smile!


私は貴方の笑顔が好きだった。


流暢な英語でにこやかに笑う貴方は、いつも私の前を照らしてくれた。


貴方の好きなものは何でも知ってる。


レモン、虹、白い花。

雨が屋根を打ち付ける音、車が道を走る音。


貴方はとても感性豊かで、私に新しい刺激をくれた。

でも、貴方に悲劇が訪れた。

最初に目が見えなくなった。

そこからはいろんな器官が停止していった。

耳、痛み、声。

全てを失っても、貴方はまだにこやかに笑って私を病室へ招いてくれた。

『どうしてこんなに呑気そうなの?もうすぐ死んじゃうんだよ?!』

私がそう言っても、貴方は変わらずの笑み。

『だって、、死ぬんなら笑顔がいいでしょ?』

貴方は優しく私の頬を伝っている涙をそっと拭ってくれた。


『君が17歳になるまでは死なないよ。』

そんなことを言っていた貴方は、その4日後に帰らぬ人となってしまった。


急激に体調が悪くなり、心臓の機能が停止してしまったのだ。

私はもちろん悲しんだが、貴方の両親も悲しんでいた。


貴方は変わらずの笑みで、棺の中で眠っている。

私は貴方の唇にそっと口付けをして、冷たい頬に触れた。


『おやすみなさい。』


一瞬、彼の笑みが深まった気がした。

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第一志望合格しました!!!
だからなんやねんってなるけど!

2/8/2024, 1:59:18 PM