ありがとう、ごめんねと言いたい相手。とりあえず親だろうか。
まずは育ててもらったこと、窮地で世話になったことの礼。そして謝罪。
不肖の子どもで申し訳ない。
期待を裏切って申し訳ない。
親の期待を裏切ったという自覚はあるし、実際に言われもしたけど、そのことで悶々とする時期は過ぎた。
ただ努力をすべきときに思いきり努力をしなかったことが人生に反映されていると、それは痛感している。精神的な面でも。
あのとき努力していれば、親の期待通りの人生でなくても別の人生が待っていたかもしれない。しかし、こういうふうに生まれてしまったのだから仕方ない。
開き直れるほどには年をとった。
失望しつつも放り出さなかった親にはやはり感謝している。
遅ればせながら今後の人生は少しは努力する予定。自分のために。
『ありがとう、ごめんね』
12/8/2023, 2:10:09 PM