そろそろマフラーが必要かなと思った時
温かい肌着を出した時
もこもこの衣服を出した時
私の冬支度はそんな温度を感じた時
それから、朝晩の息が白くなった時
/11/6『冬支度』
ふっ、と息を吐いて止める。
この幸せな時間が止まりますようにと祈りを込めて。
そんなことをしても止まらないとは知っているけれど。
君の髪がさらりと耳の後ろに流れて、涙がそれを追い伝った。
どうして繋がることしか出来ないのだろう。
ひとつに溶け合ってしまえればいいのに。
/11/5『時を止めて』
11/6/2025, 1:54:22 PM