水まんじゅう

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夢を見た。
その夢は私に良い晴れ晴れしいインパクトと
悪い幻覚に似た悩ましい症状を表した。
眼を覚ますとそこは地下の監獄に等しく薄寒く
囚人役の私は暖を取ろうにも手が鎖に繋がれていて歩行さえ出来ず自由に踊り回ることさえできない。
私は諦めた。
これが運命であると受け入れようと、
窓越しから朝日が差し眩しい生命に似た日差しが僕を焼き付ける。焼きこがれていたのだ、眩しいものに
咄嗟的な暑さから目で手を覆う

すると何気づいたように魚の目は、ウヨウヨと泳ぎ出して辺りに目もくれず”命”を与えられたように…
『なぁに、もう少しこの朝日の為に、生きてみるか…』


7/16/2025, 10:55:26 AM