平穏な日常。
あれから3ヶ月が経過した。
サバトラ猫がいなくなり平穏な日常に戻った。
代わりに茶トラ猫、白猫、ハチワレ猫、トルコ猫(木枯らし、ミッドナイトを読んで下さい)が駐車場に現れた。
ホテルに来てくれたお礼に、エサを与えたがサバトラ猫のように懐いてくる事はなかった。
彼はおそらく元家猫で捨てられたのだろう。
普通の野良猫は人に寄って来ない。
彼は特別だ。
深夜に仕事中寂しさのあまり、サバトラ猫がふと戻ってきたんじゃないかと思い、自動ドアから外へ出る事が何度もあった。
僕は思い切って昼間にサバトラ猫を捜索する事にした。
猫の飛び出し注意の標識がある場所で、猫の保護活動されている方々に、サバトラ猫 推定3歳の動画を見せたが知る人はいなかった。
「これはもう無理だな」と諦めかけた頃に、ホテルの周辺で犬の散歩をしていた夫人にサバトラ猫の話をした。
すると、夫人は😺猫の保護活動をされており、なんとサバトラ猫が毎日エサを食べに来るそうだ。
しかも住所は近所、盲点だった
後日行かせてもらう約束をした。
そして、数日後、僕は夫人の家に伺った。
夫人の魚屋さんでガレージを開放しており、猫のエサが入った器が5つ置いてある。
本当にお優しい方で頭が下がる思いだ。
そこでしばらく待っているとついにサバトラ猫が現れた!
3ヶ月ぶりの再会だ!!
「おお!!サバトラちゃん!!会いたかったよ!」
僕は両腕を広げた。
「ニャーーーー!!」
(おお!!人よ!!僕もだよ!!また会えて嬉しい!!)通訳。
僕達は再会を祝って抱き合った。
なんてドラマチックな事にはならなかった…。
現実は僕を見るなり逃げ出した。
な、なんで?ちょっと待ってくれよ!!僕の事を忘れたのかよ!?
僕は追いかけた。
サバトラ猫は駐車している車の下に隠れた。
僕もその車の下に潜った。
すると、サバトラ猫はなかった。
僕は車から出て、起き上がったが、サバトラ猫の姿は消えていた。
バ、バカな見失った!?まるで忍者のようだ!
野良猫が本気で逃げるとこうなるのだ。
な、なぜだ!?本当に僕を忘れてしまったのか?
あの信頼関係はなんだったんだ?
続く?????
次回で完結予定です。
すべての猫は去勢された保護猫です。
近隣の方々にご迷惑をかけないように少量のエサしか与えておりません。
3/12/2026, 8:50:54 AM