エイプリルフール
車窓はまるで絵画のよう。
車内が額縁で、切り取られている。
あの雲一つ。
僕は朝の電車に揺られて考える。
僕は虚言癖である。
悪く言えば目立ちたがり、良く言えば自分を大事にしている。
皆には幽霊が見えるとか、前世の記憶があるとか豪語している。
正直もう辞めたい、綻びが出そうになると苦しくなる。
怖い。
しかし一度走り出したら後戻りはできない。電車のように。
僕は学校の最寄駅を無視する。いや足を動かせなかった。
車窓から見える絵には嘘はない。
4/2/2026, 9:58:55 AM