スリル
スリルのある暮らしは、物語の中だからこそ楽しめるとは、大人なら心得ていたい。
本当は誰でも細やかで平凡な暮らしの大切さを知っている、守られるべき倫理観や道徳もね、そういうものを現実も物語やエンターテイメントも区別が出来なくてなってしまう人って、少し前に「ジョーカー」真似て世の中を騒がせた人みたいな人なのかな、、そこにハードルを合わすと、文学とかエンターテイメントとか死んでしまうね、「月が綺麗です」の夏目漱石の「こころ」は略奪愛で「それから」は、不倫の物語だし、川端康成の「雪国」もそうだ。みんな、日常では、ちょっと味わえないスリルと割り切ってそれらを読む、現実で女と自殺未遂ばかりしている太宰治は「走れメロス」なんて有り得なく真っ直ぐで誠実で強い生命力漲る友情ものを書いてみたりと現実と物語はしばしば反比例する、日常生活わりと平凡に幸せにのほほんと暮らしているからこそ、たまにスリルのある物語やエンターテイメントでドキドキするのであろう、きっと、日常で人殺しや傷害や詐欺や不倫なんかを、やってるとそういうものから逃れたくて、倫理観や道徳にやたら正しいものを好むのだろうね、だってそれらは人生の失敗だだから蓋をしたいと思うのが肝っ玉の小さい普通の人間よ、人を呪って人の死を望んで騙して略奪愛に溺れてそんなことを実際にしてニヤニヤニヤけてやってるのってサイコパスでしょ(笑)
スリルはね、ブラウン管向こうやスクリーンの向こう、本の中だからこそ、楽しめるの。
スリルは、それくらいで丁度いい(笑)
令和6年11月12日
心幸
11/12/2024, 12:40:41 PM