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君と見上げる月

空には太陽と重なって赤くなった月が浮かんで、じっとこちらを覗いていた。もう夜中の3時だが、彼は3時のことを27時だと言い張っていた。3時を朝だとは認めたくないそうで、このことはずっとずっと言い続けている。だんだんと月の赤いところが半分になって元の白い月が現れ始める。3年に一回しかないこの現象が終わるのは一瞬のように感じ、また次見れる頃に私たちはまだ仲良くしているのだろうか。永遠のように感じるこの関係も私が言い出さなければ終わりはしないだろうし、カレが言わなければそのままだろう。漠然とした無限。実際には儚いものなのだろうな

9/14/2025, 10:13:14 AM