雲が嫉妬して逃げてしまうほどの綺麗な青空。
その下で、太陽の光を浴びている彼女。
これの光景を、美しいというべきだろう。
芸術作品にするべく、カメラを取り出し、彼女にレンズを向ける。
「あの……勝手に撮らないでくれる?」
「す、すいません。美しいものを見たらつい撮りたくなって……」
「次撮ろうとしたら警察呼ぶわよ!それから、もうついてこないで!」
彼女はそう言い捨て、去っていった。
……そう簡単に獲物を逃がしてたまるかよ。
彼女にバレぬよう、気配を消しながら跡をつけた。
1/16/2026, 11:01:17 PM