1人ぼっちの私には、二人ぼっちというのはよく分からない。
2人いるのだから、ぼっちじゃないでしょ?!
映画「無能の人」では奥さん役の風吹ジュンが言う、
「この、ひろ~い宇宙に、3人だけみたい…」
つまり、この家族は3人ぼっちなのだ。なんだか世間からぜんぜん相手にされてない親子3人。
絶望的なようだが、
つげ義春役の竹中直人が答える、
「いいじゃねぇか、俺たち3人だけで。」
絶望ではないのである。親子3人が寄り添っている。
つまり、仲のいいカップルなら普通は子が生まれるから、やっぱり「二人ぼっち」にはならない。
すると、子供が巣立った後の老夫婦の事を「二人ぼっち」と言うのか?
或いは、現代的な言い方をすれば、パートナーシップを持つ人たちの話だろうか??
なるほど、これなら確かに「二人ぼっち」のようなイメージがあるかも知れない?
「二人ぼっち」はロマンチックなようだが、愛が冷めたら地獄のような気もする。
最近のニュースに、
千葉県いすみ市の夫婦岩が崩落したというのがあった。
肯定的に、「家族岩と呼べば良いのでは?」なんて声もあるみたいだが、
「二人ぼっち」は岩ですら保つのは難しいのかもね?
3/21/2024, 2:11:37 PM