雑穀白米雑炊療養

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私の当たり前。他人に毒を流す。自分を腐らせる。見えるものに、見るものに、虫が。影で笑われるような気がする。それはないと解ってはいるが所在ない不安に急き立てられる。被害妄想だけならばいっそ思い込めれば楽ではあるのかもしれないが、虫が湧く、腐らせるのは看過できない。私にとってトラウマなのだ、それは。
目が覚めて誰もいないような孤独に一瞬怯む。ただ一瞬過るだけの恐れに過ぎず、誰も居ないわけではないことは直ぐに分かる。そしてそれは幻ではない。
幻であってほしく、かつ実際には本当に幻であるのは、先の虫、そして自分の居る場がズレて、戻れなくなることなのだ。
これは私の強烈な恐怖と感情的な、願望の再生に過ぎない。己は、己が己を虐げることを許している。真に復讐を望むものは、とうに過ぎ去ったときの人間であり、現在に振り向けることは八つ当たりに過ぎない。ならば、其処に残る私が恨む者は、己以外に存在しない。残念な自家発電だな。

7/9/2024, 11:01:43 AM