たくちー

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 一日の殆どを寝て過ごす。暇なのではない。大抵の事にやる価値を見出せない。まともに動けるのは14:00も過ぎてからだろうか。しかし、そのタイミングで父親が帰宅してくる事が多いため、その瞬間から呼吸が浅くなり精神が緊張状態を強いられ余計なエネルギーを消費する。何度も本を開こうと努力して、15:00頃にようやく本を開く事に成功する。その後は軽く没頭して疑問点を見つけて熟考する。そしてまた寝る。部屋から夕日を見る事はないが赤色のカーテンに西日が当たって隙間から光が漏れている。ベッドの傍には飲み物と飴が置いてある。誰もいない時間帯にベッドに横になり何もしない。そうしなければ身体が持たない。若い時は昼寝をする人の気持ちが想像出来なかったが今では一日中寝てばかりいる。食事と睡眠と一瞬の読書。今の自然な生活リズム。それ以外のことは殆どしていない。本を開くためのエネルギーを確保するために殆どの時間を費やす。



題『沈む夕日』

4/7/2026, 6:41:25 PM