君のことは僕が一番わかっていると思ってた。
誰よりも。
でも違ってたみたいだ。
いつからかすれ違っていたんだ。僕はそれに気づかなかった。、、気づきたくなかった?気づかないふりしてた?
今さら考えたってもう遅い。
終わる時はそれはもう一瞬で、、
『ははっ、、』
1人残った部屋で僕はしばらく動けなかった。
もっと寄り添っていたら、何か、変わってたかなぁ、、。
『ごめん、、っ、、』
すっかり暗くなった部屋で僕は声を出して泣いた。
ずっと。ずっと一緒にいると思ってたんだ___。
窓から見える月が暗い部屋を少し照らしている。
このみっともない顔がもう少し落ち着くまで、、
月を眺めていようと思うよ。
この静かな君がいなくなった部屋で。
4/9/2023, 10:23:26 AM