『一筋の光』
外から攻撃される前に、まず自分で自分の中を攻撃する。そうしておくと、外から攻撃された時、攻撃する対象が少ないから、感じることは最小限になる。いいことも、悪いことも。
でも、悪いことから逃げられるなら、私はいいことからも逃げる。
そうしていつの日か、何も感じなくなった。
でもきっと、『何も無い』状態は存在しなくて、私の中にはまだ、小さな期待が、か細い光が、深く根を張っている。
誰にも気づかれないように。息を潜めて。
誰かが気づくことを、ひたすらに待っている。
11/5/2023, 10:26:54 AM