“River〃”

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『 階 段 。 』


無抵抗を貫いてニヤけた薄笑いで返せば〝きもちわりいんだよブゥァーカ!〟と最後のツメまでしてくる ...

わたしはキリストと同じ日に生まれ同じ血液型で徳川家康や織田信長、豊臣秀吉等と同じ両手枡かけ天下取りの相で1999年の世紀末11月の下旬には晴天の霹靂如し突如私に届いたメールは未だに名が知れ残っている歌手の差し金 ... そして以後有名作家 ... 有名出版社代表取締役 ... わたしは ... いじめられながらきらわれながらのけものにされながらなかまはずれにされながらだれもからおまえだけにはいわれたくないおまえだけにはまけないおまえとだけはいっしょにされたくない ... なんていう降り止まない人の冷たさの籠った雪の中をへらへら自分を騙しながら誤魔化しながら問題をすりかえながらしあわせとか浮かばれる日とか私に限っては想像すらしてはいけない宿命のもとに生まれて来たのだと思い続けて来たのがこの時うまれてはじめて自分が変わるのかもしれないという勘違いをしたのだがこれは尚の叩き潰しというかとどめを刺す為の出来事 ... やはり私の人生はそういう物語だったのだとまた笑い得た。

今日の休みもまたなんだけど ... カティーサークを飲みながらジムノペディを延々と聴き続けています。ベッドで横たわりながらパジャマのままで。

ジムノペディは私に言わせれば死への階段を一歩また一歩のぼる毎に生きていた時の記憶が消えていくというような情景を比喩したみたいに描いた旋律だとわたしは感触する。

すべてをわすれたとき、しのせかいにつくのだとおもう。

くものしろいかいだん。

かわいた、まぶしくない太陽にむかって。

いっぽ また いっぽ 。

12/21/2022, 1:25:05 AM