今日のテーマは、タイムマシーン。
これは、マシーンがネックですな。
タイムトラベルでもなく、タイムスリップでもない。
タイム「マシーン」ですものね。
マシーン。…マシーン。
タイムマシーンというと、漫画だと、ドラえもん。
映画では、バック・トゥ・ザ・フューチャーのデドリアンがパッと浮かぶ。
時間軸の流れとは、常に一方方向だ。
そんな「時の仕組み」をなきものにするのがタイムマシーン。
過去へも未来へも自由自在に行ける魔法の機械だ。
しかし、時間とは本来干渉してはならないものなので、タイムマシーンを使うと歴史改変やら改ざんやらが起きてしまうのが、物語でのセオリーだ。
人生誰しも、あの時あの道を選んでいたらどうなっていたのだろうと空想する時がある。
選ばなかった道を進んでいたなら、今より幸せになっているかもしれない。と思うから、後悔するのだ。
選ばなかった道が、自分の死に繋がっていると思う人はあまりいないだろう。
今も生きているから、他の道の自分も生きている。
果たして、本当にそうなのだろうか──
時間を行き来出来るタイムマシーンがあったなら、答え合わせが出来るのだが。
タイムマシーンが出来るのはまだまだ先だろう。
そんな魔法のような乗り物が存在しない今、なるべく後悔せず生きるにはどうしたら良いものか。
今日生きているから、明日も生きているとは限らないという世界ならば、今を生きているということは、正しいルートを通っているからとも言えるかもしれない。
おやおや、こう思うと案外生きる選択肢をしっかり取っている自分が浮かんでくるではないか。
普段何気なすぎて気付かないが、命を守る選択肢を私達は取っている。
病気にならないように、事故に合わないように、危険な目に合わないように、沢山のセンサーがフル稼働しているから、生きていられる。
過去へ行くことは出来ない、未熟なこの体ではあるが、未来へ進むことは出来る。
例え今がどんなにどん底であろうと、未来は変えることができる。
この体というMachineを使って、どんな未来へ進んでいこうか。
そうして歩んだ遠い未来に、過去へ行くことのできるマシーンが登場するかもしれない。
その時、そのマシーンに乗る人は理解するだろうか。
未熟で沢山の間違いをおかしながらも、懸命に未来へ進もうとした人たちがいたことを。
1/22/2024, 11:42:44 AM