柔らかい雨悲しみに包まれたこの世界でたった一人で過ごす日々何もない場所で、ただ朽ちていく世界を見つめる。冷たい空気が頬を抜け、奈落に落とされるような感覚に襲われる。でも、少しあなたの優しさに近づけた気がしたんだ。少し前まで孤独を感じされる雨が柔らかい雨に変わっている気がする。どれだけ奈落に落とされた心も、あなたの優しさに触れるだけで、こんなにもあたたかくなるのか。柔らかい雨が、世界の終わりを告げた。
11/6/2023, 10:45:28 AM