名も無き小説家

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       『閉ざされた日記』

子供の頃
ボクは独りぼっちだった
遊ぶ友達さえいなかった
1人でお絵かきをする毎日
学校へ行くのが憂鬱だった

高校生になったボクに
初めて友達が出来たんだ
それが偽りだったとは知らず
ボクは喜んでいた

嘘だったと気付いたとき
ボクの心は壊れていた

それ以来ボクは引き籠もった
何にも日の当たらない場所へ


END-名も無き小説家-

1/18/2024, 12:30:30 PM