紅茶の香りを嗅ぐ度に思い出す記憶がある。
私が中学1年生だった頃、とある市のイベントで数日間様々なアクティビティをするキャンプに参加したことがある。宿泊場所はオシャレな自然の家と言った感じの場所で、大自然と雪とに囲まれて非日常を味わうことができた。
そんな中の食事は普段なら絶対に食べないようなフレンチだった。ちなみに同時にテーブルマナーも学びその場で実践するという形式だった。
その食事を終えたあと、食後の1杯として現れたのが紅茶だった。当時コーヒーも紅茶も飲んだことがなかった私はまだマシだろうという理由で紅茶を選択した。そしてその香りを楽しみ、口をつけた直後後悔することになった。慌ててミルクと砂糖を入れ、何とか飲み干したことも今となってはいい思い出だ。
今、ある程度は普通に飲めるようになり、夜に1杯入れて飲むこともある。
そしてその紅茶の香りを嗅ぐ度にあの時の楽しかった思い出が蘇ってくる。
10/27/2024, 10:53:04 AM