テーマ 友達
「..おい起きろよぉ」
「...いーやーだー」
朝から目の前にいたこいつは幼馴染。
「起きないとお出かけ取り消すぞー」
「..まってまっまってまって起きる!起きるからー」
跳び上がるように起きる。
「じゃあ待ってるからなー」
そう言い、僕の部屋から出ていった。
数分後、僕は支度を済ませて一階へ降りていった。
「じゃあ行くかー」
「おっけー」
外に出て、ゆるい会話を挟みながら目的地まで歩いた。
「おっ」
「来たーショッピングモールー」
「で?何買いに行くの?」
「勉強道具、あとはぶらぶらとお店見ていくよ」
「勉強..勉強したくないよぉぉぉぉ」
「おい、今大事な時期なんだから勉強しないと」
「うぅぅ」
ショッピングモールは広く、一日で回りきれないくらい大きかった。
数時間後、絶対買うものは終わったので軽くお店を見ていた。すると、
「あ!あいつじゃーん!」
「おぉーお久ー」
「こんなに大きくなって..」
「お前は僕のかぁちゃんかっつーの」
「w」
くすっとあいつが笑った。
「なー一旦こっち来てくれるー?」
「おっけー、ちょっとまってて」
「はーい」
僕は昔の友達?、まぁあいつが住む場所変わって結構離れてしまっただけだけど、まぁそんな奴に付いていった。少し人の少ない所に来た瞬間、
「ねね!あいつってなんて名前?」
開口一番言われた。
「..誰のこと?」
「ほらあの子!お前の横にいただろ?」
「..あぁあいつか」
そーいや合わせてなかったな。そう思っていた瞬間、
「めっちゃあの子、タイプなの!付き合いたいよー」
「..は?」
突然爆弾を落とされた。僕は少し苛立ちを覚えた。なんでかは分からない。
「だーかーらお願い!友達だろ?」
友達...か。
「..あいつに直接聞きなよ」
「勇気がないから無理!」
「....直接聞け」
そう言い、僕はあいつの所に戻った。
「おー帰ってきたな、なんだったの?」
「ちょーしょうもない話だった」
「ほぉ、じゃあぶらぶらと探索するか」
「おー」
胸のところがモヤモヤしたまま、二人で探索した。
でも、自分自身が気分が悪いことは自分でも分かった。
つづく
まだ続きかけてない
10/25/2024, 10:34:30 AM