ノア

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それは何気のない日常の中でよくある事だった。

私はその日友達3人でごはんを食べていた。

いつものように今日はあーだったんだよね〜
あの人かっこよくない?
アイドルの〇〇が〜
とか話が盛り上がる中誰かが言った。



「ねぇ、〇〇ちゃんの髪色ダサくない?てか金髪とか似合わんしww」

「わかる〜てか彼氏もかっこよくないしなんかあの子ギャル目指してるらしいけど全然ギャルじゃないよね‪ww」



始まった…と私は思った。

友達同士で集まるとよくある話題『悪口』だ。


友達同士が集まると必ず悪口大会が始まる。
もちろん自分も悪口を言う時があるから人の事は言えないがその時出てた悪口を言われていた子は私の一番仲の良いし長い友達の悪口だった。


私はどう返すべきか分からなかった。
同調したくないけどしなければ仲間はずれにされる気がして怖くて嫌で私は


「だよね〜正直私もそれは思った!金髪は似合ってないと思うし全然ギャルっぽくないもん」


って気づいたら返してた。


言った後悔とか後ろめたさとかそれを言ってた事が本人バレたらどうしようとか私も影で何か色々言われてるんじゃないかとかすごく不安になった。


その子に対しての後ろめたさはいつまでも残って
影て何か言われてるんじゃないかといつまでもビクビクして



気づけばこう考えていた。



同調すれば、、、意見を合わせれば、、

皆と同じようにすればいいんだ。

私は悪くない私は悪くない!!



そう、、、それでいいんだ。



私の答えは正直きっと間違ってるんだと思う。
でもそうするしかないから
それでいいんだきっと。



4/5/2023, 9:45:05 AM