あなたのその心臓をくり抜いて手に取り眺めたい。
どんな風に脈打つの?
どんな色してどんなカタチをしているの?
あたしの下に組み敷かれてその胸を切り開かれるときどんな顔してあたしを見上げるの?
恍惚に浸りながらそれを熱弁してると
「何だかマッドサイエンティストみたいだね」
困ったように笑われた。
「だってあなたの心臓あたしのタイプなんだもの」
微笑み返してその男の心臓の辺りをそっと撫でる。
そこに耳を当てると規則正しい音がした。
あたしに教えてあなたのこと。
その心臓の奥深く潜んでいるそのこころを。
あたしはあなたの全てに興味があるの。
どんなに些細な事でもひとつ残らず曝け出して頂戴。
あなたの目に映るもの触れるものすべて。
愛なんて求めないから、その心臓をあたしに頂戴。
(もっと知りたい)
3/13/2026, 9:49:52 AM