題名:たまには
たまには、というお題なので、いつもとは違うことでもしようと思います。
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「それにしても、雨、全然止まないね。」
私は独り言を呟いた。
「花子さんは雨が嫌いですもんね。なぜ雨が嫌いなんですか?」
太郎くんの質問に私は、
「うーん…。雨になると気分が下がるというか、じめじめした気持ちになるというか…。逆に太郎丸くんは、そういう気持ちにならないの?」
と、一般的な回答をした。
「そんな気持ちにはならないかな。雨音が綺麗だし。」
と、太郎くんも一般的な回答をした。
「「つまらないね。」」
私達は声をそろえてそう言った。
教科書の人物に転生するとか、聞いてなかったから。私達は、こんな決められた言葉なんて言いたくなかった。だけど、それが“運命”なのかもしれない。
「ねぇ、私達、どこかで会ったこと、ない?」
「確かに、どこかで…。」
「私、杏奈っていう名前だったような…。」
「僕、その名前、聞いたことある。」
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物語を作るって、少し時間がかかりますね。
3/5/2026, 11:33:48 AM