孤独だった私の手は、空を掴むばかりだった。
そんな私に、大切な人ができた。
その人の手は暖かくて、私より一回り大きな手。
その手と自分の手を繋いで、変わらない街の風景を歩いて楽しんでいた。
繋いだ手を離したくない、このままでいたい。
このまま、一緒に歳をとって
しわくちゃになっても、同じように手を繋いでいたい。
貴方の手は、私の日常に優しい温もりを添えてくれる。
その手を私の両手で包み込んで、伝える言葉は
「ありがとう」「愛してる」のありふれた言葉。
それを何度でも、貴方と繋いだ手を通して伝えてく。
3/21/2025, 12:56:05 AM