「ひそかな想い」
人生で初めて推しができたのは恐らく10にも満たない小学生のときだったと思う
推しなんていう言葉もない当時、テレビで放映されていた女児向けアニメのキラキラしていて一生懸命で可愛い私は無敵なのとばかりに笑うあの子が好きだった。同級生と何度もごっこ遊びをした
可愛くて自信たっぷりな彼女に憧れていたのだ。当時の私はきっとあんな風になりたかった
中学生になり、新しく出来た推しに恋をする
といっても顔がいい!かっこいい!と言った感じで推しの域は出ていない。アイドル感覚である
性格というより顔が好きであった。今だに好きだ
その後は彼を超える好みの顔のキャラクターに出会う事もなく、ある時は性格が、またある時はギャップが刺さり、またまたある時は偶然が重なり運命を感じてみたりと理由は様々だったが皆一様に憧れを感じていた
しかしああなりたいと願う事はなく、応援する立場だった
20を超えて、新しく好きになる推しは皆だいたい年下になる
この辺りから憧れより庇護欲が勝つ。美味しいものを腹いっぱい食べて欲しい。いつまでも笑顔でいて欲しい。幸せになって欲しい
おばちゃんはいつでもアナタの味方よ!
この辺りの心情の変化を興味深いなあと思う今日この頃である
2/20/2025, 3:52:13 PM